ジャクソン5 クリスマス・アルバム-かわいいクリスマスをお探しですか
2016/12/19 55号
クリスマスを信じていますか
今年は、ハノーヴァー・マヌーヴァーでも「11月のクリスマス・ソングはダメ!ゼッタイ!!」という記事を書きました。その影響が多少はあったのでしょうか、それとも支配人が11月のクリスマスソングはやめてください、と近所のスーパーのご意見箱に入れてきたからか(?)11月にクリスマスソングがかかることはあまりなかったようです。
飲み食いして恋人同士がデートをする晩のような間違ってはいないけれどもそれが本質ではないクリスマス。では何が本質なのでしょうか。そもそもサンタさんって本当にいるの?
と同じことを120年前の女の子がお父さんに問い詰めた結果、困ったお父さんが、よしじゃあ、新聞社に聞いてみよう。新聞社は何でも知っているよ、と言いました。そこで、女の子はニューヨークにあるニューヨーク・サン新聞社に手紙を書きました。
するとそこの論説委員が優しく女の子に社説の形で答えてくれたのです。それが全アメリカ中の同じ疑問を持つ子ども達を抱える家族に感銘を与え、その社説はそれからも毎年同じように掲載されました。
この最初の質問を新聞社に送った女の子、ヴァージニア・オハンロンちゃん(Virginia O'Hanlon)はやがて勉強に打ち込むようになり、博士号を取得し、学校の副校長までなりましたとさ。
アメリカで一番有名な社説を基にした絵本
クリスマスソングは子どものかわいい声で
さて子どもの心を失わなければサンタさんはいつでもそばにいます。みなさんもぜひ子どもの心を思い出して、お子さんがいるならそれを失わせないためにもクリスマスにはかわいい曲をかけてあげたいものです。
そんな中で一番かわいいのはやはり子ども時代のマイケル・ジャクソンが歌うジャクソン5のクリスマス・アルバムでしょう。とってもかわいらしい声で一生懸命マイケルが歌っているのが微笑ましいです。
とってもかわいい歌声
いろいろ知っている大人はマイケルと聞くと、ああ、あんなことやこんなことをしなければ、こういう無垢な子ども時代そのままで行けば・・・いやいや子どものときから虐待されていたらしいな。すでに歪んでいたかも・・・などと余計なことを考えてしまいます。
しかしクリスマスを信じるくらい純粋な心があればこの声を聴いてああかわいいな!と素直に思うでしょう。お子さんがいればお子さんもきっと同じ気持ちになってくれるでしょう。
いろいろ疑うのがクリスマスではありません。信念を試す日でもありません。自分の心に、お子さんの心にああ、こんな日が年に一回来てくれて楽しいな!うれしいな。ありがとう!という気持ちが芽生えれば、天国のマイケルも喜ぶのではないでしょうか。
中でもかわいいのが、「ママがサンタにキスをした」です。これはアメリカでは非常にポピュラーなクリスマスソングです。日本で普及していないクリスマスソングはまだまだ結構あります。これもそんな一曲でしょう。歌詞の内容をかわいい!と思えるかどうか。疑わないで歪まないで、ただ楽しんでくださいね!