ハノーヴァー・マヌーヴァー
☆☆お知らせ☆☆ 記事をお読みくださりありがとうございます。サーバー移転しました。これからの新記事はWordPressを使って書いていく予定です。ご利用の皆様に不便がないよう、スムーズにリンクや案内をつなげていきたいと思いますので、これからもよろしくお願いします。週二回程度更新していく予定です。-

エド・シーラン(Ed Sheeran)のThinking Out Loud-今年「聴いた」ベストポップ曲・アルバム

2016/12/30 66号

今年は代替わりの年

支配人:えー、実はまた悲しいお知らせがあるんですね。

マヌーヴァ:本当に信じられませんな。レイア姫を演じたキャリー・フィッシャーのお母さんのデビー・レイノルズさんが死んでしまうなんて。


お母さんはこの映画に出ていた

ハノーヴァ:それも娘の葬儀の打ち合わせのときにショックで倒れてそのままだったんだって!

支マ:ご冥福をお祈りします。

ハ:せめて天国で家族みんなが再会できるのを祈ってます。

支:今年は大スターが次々と亡くなる奇妙な年だったけど、分かったんだよ。今年はいろいろな芸能の分野で代替わりが起こる年だったんだね。

90年-00年代を聴いて育ったプロが出てきた

マ:代替わりといいますと・・・

支:つまり世代間のオーバーラップをしないということかな。マドンナは長くやっているから例にとると、マドンナの後輩たちが出てくるでしょう。90年代後半のクリスティーナ・アギレラとか2000年代のレディーガガとか。

ハ:アー!マドンナはレディー・ガガともクリスティーナ・アギレラともキスしたのよね!!

マ:は、ははは。確かにキスをしましたな・・・

支:ていうか、つまり後輩たちとマドンナの活動時期はオーバーラップしている時期があるわけで。断絶していないんだね。競演したければできるんだから。

ハマ:ふむふむ、それで?

支:それがついに、競演できない断絶された世代が登場したわけです。

マ:なるほど、ブルーノ・マースもマイケルジャクソンやプリンスが好きだと言っていますが、もう競演できないわけですな!

ハ:でもマドンナはまだ元気だからまだまだしたければキスできるんじゃ?

支:マドンナは結構例外じゃないかな。あんなに体を鍛えているミュージシャンは海外にはほとんどいないみたいだし。ジャズではロン・カーターが食事に気を使ってるらしいけど。

マ:そういう意味では私が今日紹介したかった、エド・シーランもそういう断絶の世代というか完全な世代交代後の世代ですな。まだ25歳なのにThinking Out Loudという曲でBest Pop Solo Performanceを獲ってしまいましたからなあ。

支:なんだかこの曲を聴くと、70年代のイーグルスの曲のような。声がドン・ヘンリーに似ているかな。25歳でこんな存在感があるとすごいよね。

ハ:25歳といえばアデルなんかもその世代よね。

支:そうなんだね。彼らがもう年齢的に自然な環境で聴けた曲が90年代から2000年代の曲なわけだから、MTV音楽全盛期とはもう本当に世代が断絶しているんだね。そしてこれだけ心に響く曲を作れるというのは、90年代、2000年代に出たミュージシャンには無かった現象だと思うね。

マ:ということはこれからの音楽シーンは楽しいものになるということですな。

支:本当、そうあって欲しいよね。

ハ:私たちハノーヴァー・マヌーヴァーはそんなワクワクを予感させる時代の音楽記事をこれからもどんどん紹介します!

支:あ、言おうとしたことを先に言っちゃだめ!次回の記事掲載は来年の1月4日になります。読者の皆様、どうぞ良いお年をお迎えください。検索プログラムの方はもちろんお正月も毎日使えます。

支ハマ:それではみなさま、どうぞ良いお年を!