いなくなった猫が戻ってくると評判の神社

みなさまは新年のお参りはどこに行かれたでしょうか。旅行を兼ねて出雲大社や伊勢神宮、あるいは実家の近くの子ども時代に良く行ったなじみの神社。新年の誓いを立てるのに神社のすがすがしい境内はまさにぴったりのところですね。

それぞれの神社が祀る神様にはいろいろ由来があります。例えば弁天様は元々インドのサラスヴァティーという女性の神様でなんと芸能の神様で琵琶を弾いているというギターを弾く人にはありがたすぎる姿（更にありがたいことに上半身裸だったり、すっぽんぽんだったりすることも多いそうな・・・）の神様です。芸を目指す人に広く信仰されています。

ところで皆様の中には、お正月初詣をした後はこたつでぬくぬくして、ペットの猫ちゃんもそこでぬくぬくして幸せでした～という人も多いでしょう。猫とコタツほど冬に絵になるモノはございません。私も猫好きなんです。

マンションだと完全に密室状態にしているオーナーも多いですが、一軒家だと、結構外に出したりしている方も多いと思います。もしもその猫ちゃんが急にいなくなったら！なんて思うだけでもはらはら心配ですが、そんなときには東京都の西部（地図上では東京の真ん中ですが、意識としては西部と思われている）立川市に、別名猫返し神社と呼ばれる、立川水天宮 阿豆佐味天神社という神社があります。

この神社は猫好きの間では非常に知名度の高い神社でして、というのもエキセントリックでフリーなジャズピアニストの山下洋輔の愛猫がいなくなったとき、ここをお参りして、戻ってきて～！と願掛けをしたところ、ひょっこり戻ってきたんだそうな。

この話が有名になって以来、飼い猫がいなくなってしまった主が必死でおまいりする姿が後を絶たず、それに加えて日ごろから猫好きがお参りするようになってしまったのだそうで・・・。

音楽や音楽家と縁のある神社を日ごろから見つけておくと、来年の初詣も更に楽しくなるかもしれませんね。ではまた。