ハノーヴァー・マヌーヴァー
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酉年でトランプ氏大統領就任の年にふさわしい音楽は 77号

2016/1/15 77号

酉年でトランプ氏就任の年

支配人:こんばんは。今週はもうすぐトランプ氏が就任するわけですが、酉年でトランプ氏の就任の年にふさわしい音楽は何か考えてみましょう。

マヌーヴァ:そうですな、やっぱりイメージ的にはホテルオーナーですから、ラスベガスのショーが思い出されるわけで、マリリンモンローのそっくりさんとか、プレスリーのそっくりさんとかですかな。

支:なんか選挙期間中にクイーンの「伝説のチャンピオン」を無断で使ったとかで騒ぎになっていたよね。その辺からいくと実は結構ロック好きなのかもしれないね。

マ:ただまあ似合うかどうかと言うことで決めればカントリーミュージックなんじゃないですかな。何度も破産したのにそのたびに不死鳥のように立ち上がる男ということで、いかにもカントリーの題材になりそうですな。あ、昔で言えばマカロニ・ウェスタンですな。

支:(・・・マカロニウェスタンと来たか・・・せめてダイ・ハードとかリーサル・ウェポンくらいに例えて欲しかったけど・・・)ははは、まあ、そうかな。カントリーのイメージかな。ニューヨークが本拠地みたいだけどね。

マ:そういう意味では、若干落ち着いてきたというか、下火になりつつあるアメリカのカントリーブームが再燃する可能性もありますな。そんな中でもう一度活動を再開してくれないかと思うのはこのグループですな。

支:おおー、ディクシー・チックス!今年は酉年だし、名前も縁起がいいね。

マ:日本ではほとんど知られませんでしたが、アメリカでは1999年の"Fly"と2002の"Home"がそれぞれ800万枚も売れて、女の子達のアイドルだったんですな。一見普通の子達に見えますが、これが泣けるバラードとかをばんばんやるわけです。

支:彼女達はアイドルであるだけでなく、いつか書こう書こうと思っている9・11の影響をもろに受けた人たちでもあるんだね。メンバーのナタリー・メインズがブッシュ大統領を批判したのでアンチがディクシーの口を封じようと非難活動を始めたという。今思うと実に恐ろしい時代だったわけだね。  もし、もう一度カントリーブームが起きるなら、こういう反保守と保守との両方がきちんと同じ土俵で評価されてほしいね。

マ:たぶん日本ではそういう政治色がイヤで2000年代のカントリーブームは意図的に避けられてたんですな。日本の音楽界はそういうのを苦手とする少し未成熟なところがありますからな。

支:もし今度またカントリーブームが来るなら、ぜひ日本にもちゃんと紹介されてほしいね。昔のただ泥臭いものだけじゃなく、いまやカントリーはギターの奏法なんかもアルバートリーとかチェットアトキンスとかロック小僧が太刀打ちできない人たちのおかげでものすごい高度に発展しているし、曲作りもヘタなポップスより泣けるし。日本にも牧場はたくさんあるんだし、ビールを飲みながらカントリーバンドやロデオを見るような環境があってもいいかもしれないね。

マ:あ、ソーセージやワインも忘れないで欲しいですな。それでは酉年でトランプ年の音楽がどうなっていくか楽しみですな。