ハノーヴァー・マヌーヴァー
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チッキン・ピッキン-酉年にふさわしいギターの弾き方(!?) 79号

2016/1/17 79号

チッキン・ピッキンはフィンガーピッキングのエレキ版です

こんばんは。酉年にふさわしいギターの弾き方を探していたらやっぱり、チッキン・ピッキンかなと思います。

チッキン・ピッキンというといったい何なんだろう、という感じですが、右手でピックを持った場合、まだ中指、薬指そして小指が余っているわけで、その余った指でピックで音を出すと同時に、あるいはちょっと間を空けて別のコード音でももっと出してみようか、という単純な発想です。

クラシックギターやフィンガーピッキング(日本ではなぜかソロ・ギターと呼ばれてますが)をやっている人から見れば、親指と人差し指でピックを押さえる分、一つ音を出せる可能性が潰れてしまっているわけですが、それでも実はこの指が三本余っているというのは大きな発見で、カントリーのギターを弾く人たちが、余っているのはもったいないんじゃね(と思ったのかどうか分かりませんが・・・)というので、コード音をちょっと弦をひっぱるような感じで出してみたら、いい感じだったわけです。

ベースのスラップとはちょっと違いますが、しかしいい感じで低音と高音のように弦が離れたところで、「ぴっぽ、ぴっぽ」とやれるわけでこれがひよこの鳴き声に聞こえるのか、チッキンピッキンになりました。

誰の演奏をご紹介するか迷うところですが、なんとメタル奏者でこれの名手がいます。なんとあのおそらく世界で一番高速ピッキングをするのではないかと思われているインペリテリです。


バロック調の楽曲で鬼のように早いチッキン・ピッキンを聞かせる

エレキは単音でソロを取るもんだろ~などと偏狭な思いを抱かず、ぜひチッキン・ピッキンをマスターして大きく羽ばたいてみてください。