ジャンルを超えた競演は面白い 130号
2016/3/11 130号
喜多郎、ロバートプラント、ノラらの意外な組み合わせが面白さを生む
支配人:いやー、今日すごいのを偶然聴いて、しかも分かっちゃったんだ。
マ:なんですかな、支配人がすごいというくらいだからよっぽどすごいんですかな。
支:それがちょっと用があって喜多郎を聴いていたら、めずらしく歌が入っている曲があって、それが何だか、どう聴いてもあの人が歌っているようにしか聞こえない、いやそんなありえない、いや、でも間違いない、と思ったらやっぱりそうだった。
マ:ああ、もしや、イエスのジョン・アンダーソンが歌った、「レディ・オブ・ドリームス」ですかな。あれは美しい曲ですなー。喜多郎の演奏と妙に溶け合ってますな。
支:溶け合っていると言えば、こうしてジャンルが違うのに見事に一体になっている競演てたまにあるよね。ロバート・プラントとアリソン・クラウスのカントリーのアルバムとか・・・
マ:あれも見事で賞をいっぱいもらいましたなー。あとあまり目立たないですが、ノラジョーンズとパンクのグリーンデイの誰でしたかな、ビリー・ジョーですか。あの二人はなぜかまじめにカントリーの地味なアレンジでけなげに生ギターを弾くんですな。
支:こうしてみるとベテランが多いけど、若手ミュージシャンも二三枚アルバム出したら、意外な才能に目覚めるべく、どんどん違うジャンルの人と競演してもいいのかもしれないね。