ハノーヴァー・マヌーヴァー
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昔と違って今はバンドは機械にまかせるのが面白い 131号

2016/3/12 131号

メンバーがいなくても機械で面白くできるジャンルが成立した

ハノーヴァ:ねえ、マヌーヴァさんは今もバンドをやってるけど、支配人もティーンの頃バンドなんてやってたんですかあ。

支配人:ああ、やってたよ。10代最後のバンドは時々ラジオに出たりライブハウスでお金をもらったりしてかなりいけてたんだけど。

ハ:えー、それでどうしてそれは続けなかったんですか。

支:まあ、ドラムの人の家庭の都合でね、抜けちゃって。結構ケミストリーのあるバンドだったから、一人抜けるとみんなショックで、ライブも成立しないし、バンド自体やめようかってことになったんだね。

ハ:うわー、なんかすごい悲しいっていうか、もったいないー。ドラム一人くらいいなくてもリズムマシーンとか後ろで何か録音したのをプレーヤーで流してもいいんじゃない。

支:うーんそうだね、あの頃はちゃんとメンバーが揃ってないとほんとみっともなくて。特にドラマーとベースを探すのは大変だったなあ。ギターばっかりいてボーカルとキーボードはまあまあかな。ドラムなんていくつも掛け持ちして一番芽が出るところに残るみたいな・・・

ハ:ふーんそうなんだー。じゃあ、今はラッキーな時代ね。別に生のドラマーがいなくても成立する音楽がいっぱいあるし、ドラムンベースみたいに機械じゃないと逆に成立しない音楽もあるし。

支:そうなんだよねー。この間The XXの動画を見てたんだけど、フロントのギターとベースはほとんど弾いてないし、裏も全部プログラミングでちょこちょこリズムマシーンのパッドを叩いたりして・・・それでいてとても人間味のある、すごい憂いのある物悲しい曲を展開していて、これはうらやましいなあ、いい時代だなあ、と思ったねえ。

ハ:じゃあ、支配人も思い切って、そういう編成でバンドをやってみたら?絶対応援しちゃう。

支:うーんそうだね、少し研究してみようかな。



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