人が弾かない有名ブランドのギター 142号
2017/3/27 142号
フェンダーやギブソンギターでも人があまり弾かないギターがある
ハノーヴァ:支配人!この間助けてもらった手の小さい女の子なんだけど、ギターショップに実際行ったらなんか好みが変わって、人があまり弾かないギターってないのか、支配人に聞いて欲しいって。
支配人:いやー、それは難しいな、変ったギターとか星の数ほどあるからね。
ハ:じゃあ、有名なフェンダーやギブソンブランドであんまり人が弾かないギターってある?
支:いやー、変なギターは生産中止になったり入手困難だから無難なギターが良いと思うんだけど。特にフェンダーはあんまり変なギターを作らなかったし。
ハ:そこをなんとか、お願い!
支:そうだねえ、フェンダーで入手できるものだと、ジャズマスターっていうギターかな。
ハ:これ、カッコいい!ていうか、エルヴィス・コステロのギターじゃない。
支:そうだね、あとこれと形は大体同じだけど、ジャガーっていうのはネックも短くて、弾きやすいよ。ロックンロールリヴァイヴァルとか、ソフトパンクをやるんならばっちりじゃないかな。
ハ:じゃあ、ギブソンは?
支:ギブソンは変なギターを結構作ったから、お金に糸目をつけなければ何でもあるけど、入手しやすいのなら、まずはL6-Sじゃないかな。カルロスサンタナもヤマハSGを使う前はこれを使っていたみたいだね。
ギターは表現のための道具で、ペインターと画材に似ている。このギターはレインボーだね!
写真引用 Tony Bacon, The Ultimate Guitar Book. Alfred A. Knopf, NY, 1992.
ハ:うーん、なんか魚の開きみたいな黄色いボディがいまいちね・・・ほかにはないの?
支:最近再生産されたようで手に入ると思うけど、レスポール・レコーディングっていうのは、ロボットみたいでメカメカしくて面白いね。レスポール生みの親のレスポール氏はこれを気に入ってたらしいんだけど71年に生産開始して80年には生産中止になっていたんだよね。
ハ:これカッコいい!近未来のギターみたいで、ありがとう、いただきね!