歌謡曲と宇多田以降のJ-POPの違い 158号
2017/4/13 158号
日本語の上がり下がりとメロディーの上がり下がりが一致するJ-POP
ハノーヴァ:そういえば今CDショップでは当たり前にJ-POPって書いてあるけど昔は歌謡曲だったんでしょ?その違いは何?
支配人:うーん、それは難しいね。Misiaや宇多田ヒカルから確かに変った気がするね。
マヌーヴァ:はははワタクシは知っていますぞ!その違いを!
支・ハ:え?一体何?
マ:赤い林檎ですぞ。歌ってみなさい!
支:「あーかーいーりんごにくちびーるよーせーてー」って奴?そういえばこの曲初めて聞いたとき、なんていっているか分からなかったなあ。
ハ:ああ!分かった!もしかして日本語の上がり下がりとメロディーの上がり下がりが歌謡曲は一致してないってこと?
支:ああーなるほど。それで何を言っているか分からないんだ。日本語って「りんご」っていうとき、り・ん・ごって段々上に上がっていくけど、この歌はりーんごーなんて下がってまた上がるからね。何いってるか分からないんだ。
マ:その通りですな。それがJ-POPになって多くのミュージシャンが言葉の上がり下がりとメロディーの上がり下がりを一致させようと始めたんですな。宇多田ヒカルは一番上手ですな。