街中で音楽がかかるようになれば音楽は復権するか 176号
2017/05/02
街中で音楽がかかるにはJASRACを解体するなどハードルが高い
支配人:二日間やってきた話題だけど、今日は20代代表ハノーヴァさんもいるから同じことを聞いてみよう。どうしてCD不況とか音楽がオワコンとか言われているんだろう?
ハノーヴァ:そうねえ、やっぱり街中で音楽が聞こえないこと?あとTVを見なくなったからかも。
マヌーヴァ:それはありますな。少し前だとデパートやレストランや食堂で著作権に引っかからないと思われる古いジャズをかけていましたが、事情通に聴いたらやっぱり著作権の切れたものだろうということでかけていたそうなのですが、最近それすらかかりませんな。
ハノーヴァ:そうね、最近カフェやレストランから音楽が消えちゃったみたい。デパートも静かなとこが多いかな。スーパーとかはなんか自前で作った曲みたいなのが流れているところもあるけど。
支:そうなんだよね。例えば単発のイベントですら、BGMに音楽をかけようなんて思ったらこんな許諾をJASRACに提出して金を払わなければいけないんだよね。
各種施設でのBGMマ:有線放送でかけても更にこんな許諾を取って金も取られるなんて実にばかげてますな。
支:だから街中の小さなイベントとか、祭の屋台とか本屋さんとか昔ならガンガン流行歌がかかったところがなくなっちゃった。
ハ:あー、そうかも。なんか町が静かだと思ったらそういうことなのね。子どもの頃の90年代もっとあちこちで音楽聴いたかも。だんご三兄弟とか・・・
マ:しかしこれはもうJASRACの解体というところまでいかないといけませんな。およげたいやきくんが毎日流れていたころが懐かしいですな。
支:結局著作権というものについて国民全員が考えないままスタートしたからおかしなことになったんだね。家電リサイクル法とか政府は国民の生活を破壊するような法案を平気で作るよね。だからこれは不況不況いってるだけじゃなくてみんなで改善を求めなければならない問題だ。