ハノーヴァー・マヌーヴァー
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【200号記念特集】90年代ミュージシャンに影響を与えたのは誰か   200号

2017/05/27

ジミヘン、ツェッペリン、ラモーンズの三組が大きな影響力があった

ハノーヴァ:なんと今日は「支配人今日のお薦め」記事の第200号なんです!前回の150号記念特集から、50号おきに特集をやろうということになっていたけど。

マヌーヴァ:今、90年代の名盤の特集をやっている真っ最中ですから、特集中の特集をやる必要がありますな。

支配人:じゃあ、90年代のミュージシャンに影響を与えたミュージシャン特集というのはどうだろう。割りと音からもプロフィールや伝記からも元ネタというか、結構分かっている人も多いけど。

ハ:それ面白そう!っていうか大体ばれていると思うのね。音楽性はさておきジミヘンみたいな音出すグランジの人は多いから間違いないわよね。

マ:ジミヘンの時代に流行ったファズがまた復活しましたからな。グランジやオルタナのヘビーな音を出す人たちはジミヘンでしょうな。

支:僕はツェペリンの中後期の影響を感じるなあ。ツェッペリンって日本だと1枚目から4枚目までしか聴かないでしょう。でも英米の人は5枚目からを面白がっていると思うんだよね。なんかトリップしていて不安定で未完成な音作りが一度聴くと忘れられないというか。パールジャムとかもろパクリだし、ニルヴァーナもある気がするな。

ハ:あー、未完成って、90年代の音楽を表すいいキーワードかも。なんか曲になっていない、一緒に歌えないものが多いじゃない?

マ:なるほど確かにツェッペリンの5枚目以降も不完全な変な曲が多いですな。グランジとは逆に90年代に流行ったオフスプリングとかグリーンデイのようなソフトパンクはなぜかメロディアスで鼻歌を歌いたくなるんですな。

支:あの鼻歌を歌いたくなる感覚はラモーンズの影響じゃないかな。AC/DCかもしれないね。とにかくメロディーが単純なABパートしかなくても楽しく歌えて盛り上がればいいや、ていう。

ハ:でもそういう曲のほうが影響を与えやすいっていうか心に染みこみやすいのよね。

マ:あとはちょっと番外編のような感じでビートルズでしょうな。オアシスはビートルズ抜きでは語れないように思いますな。

支:R&Bは活躍した時代がかぶっているけどビースティー・ボーイズだろうね。エミネムとか全くおんなじ音作りだし、大なり小なり彼らの亜流のような気がするな。

ハ:逆に影響力がなかったミュージシャンはどう?

マ:それは面白い視点ですな。ボブ・ディランとか、ジョニ・ミッチェルとかキャロル・キングは影響ないようですなあ。

支:マイケル・ジャクソンとかホイットニー・ヒューストンとかブルース・スプリングスティーンも避けられてるよね。プリンスもリスペクトされたないな。結局60年代と80年代を飛ばして70年代のちょっと混沌とした不完全な時代のハザマみたいな音楽を聴いて育ったジェネレーションなんだろうね。

ハ:確かに子どものとき聞いた音楽以外に影響って受けないもんね。このルール、今も有効なのかな。

マ:昔はラジオや店でしか音楽かからないから、この法則はあてはまるでしょうが今はネットで何でも聞ける時代だから、当てはまらないでしょうなあ。

支:そうだね、好きなのを時代にとらわれずに何でも聴けるということは幸せでもあるけど、時代のムーブメントを感じることがないから、ちょっと寂しいかもしれないね・・・

ハ:うーんそうね、自分の中に音楽が好きな自分がいて、それも何かとても誇らしく思える。そんな自分を作るって難しい時代かも。でも、そういうことに憧れるみなさんのために、これからもハノーヴァー・マヌーヴァーはがんばります!

支・マ:250号目指してがんばります!




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